初めて犬を飼う方にとって、
「どういう犬を選べばよいのか」
「どういう基準や条件を押さえればよいのか」
というのが曖昧なこともありますよね。

 

そこで、初めて犬を飼うために必要な条件をここではご紹介いたします。
それは、

  1. 健康状態
  2. 性格
  3. 性別
  4. 血統種か雑種か
  5. 和犬か洋犬か
  6. 住宅環境
  7. 母犬と一緒に生活していた期間

この7つの項目になります。
この4つを踏まえて、犬を選ぶことがおすすめになります。

 

 

犬の健康状態

まず何といっても「犬の健康状態」ですね。
これは購入先によっても違いが出てくることがあります。
ペットショップとブリーダーとでは違う場合もあります。

 

おおむね、ブリーダーから購入した犬のほうが、健康的であって、しつけの行き届いています。ペットショップの犬は、ショーケースに入れられているため、ストレスにさらされている場合があります。

 

購入先によって、同じ犬種でも性格に違いが出てくる場合もありますが、健康的な犬かどうかは外見からでもチデェックができます。
それは

  • 外見
  • 動き

の2項目ですね。
具体的に説明いたしますね。

 

全体の様子

  • 肉付きがよい
  • コロコロとした感じがする
  • だっこしたときにずっしりとした重さを感じる

 

目の状態

  • 目やにが無い
  • 涙目では無い
  • 充血していない
  • 目の濁り(白目と黒目の境がハッキリしています)が無い
  • 瞳が澄んでいる

 

鼻の状態

  • 鼻の頭が乾燥していない(湿っている)
  • 鼻水が出ていない

 

口の状態

  • ピンク色の歯茎をしてる
  • 歯並びが悪くない
  • 口臭が無い

 

耳の状態

  • 耳アカが無い
  • 耳からの臭いが無い

 

毛の状態

  • 毛のツヤがよい
  • 十円ハケがない
  • 湿疹が無い
  • ノミ、ダニがいない

 

肛門

  • 便で汚れていない
  • ただれていない
  • 便の状態が悪くない

 

食欲の様子

  • 食欲は正常
  • 下痢をしていない

 

以上がチェック項目になります。
体調が悪かったり、疲労している、ストレス過多な子犬は、止めておいたほうがよいかと思います。

 

 

犬の性格

犬には性格があります。
その違いは、犬種、母犬や兄弟犬との過ごした期間、しつけの仕方などの複数の要因によって違いも出てきます。しかしながら、おおむね次の条件がそろっているかどうかを、まずチェックすることをおすすめいたします。

  • 目の表情がいい
  • キャンベル・テストでの判別がよい
  • 健康的な印象
  • 人なつっこく、元気(騒がしい、ヤンチャ過ぎる、恥ずかしがり屋は問題がある場合もある)
  • 反応が素早い
  • 尻尾を降って駆け寄ってくる(好奇心が旺盛。家族の一員になりやすい)
  • 兄弟犬と元気よくはずむようにじゃれている(ブリーダーでのみ観察が可能)
  • 母親犬の性格がよい

となります。
要するに、元気で健康的ということですね。

 

あとアメリカのウィリアム・キャンベル博士が考案した「キャンベルテスト」も役立ちます。キャンベル・テストについては、こちらを参照

 

こうした条件がそろっているなら、おおむね安心できるかと思います。

 

 

犬の性別

犬の性別によって、性格も違ってきます。

  • メス・・・おだやかな性格、おとなしい、しつけがしやすい、初心者向け
  • オス・・・積極的、活発、イタズラ好き、縄張り意識が強い、しつけはしっかりする

初めて犬を飼う人は、マンション(集合住宅)の環境では、メス犬がおすすめになります。このことはこちらで詳しく書いています

 

 

純血種か雑種か

犬には、純血種と雑種とがあります。
この2つの違いは、

  • 純血種・・・その犬種同士で交配させた犬、血統書が付く
  • 雑種・・・異なる犬種で交配させた犬

となります。

 

純血種と雑種とでは、犬の性格にも違いがあります。
それは、

  • 純血種・・・性格がはっきりしている(その犬種特有の性格をしている)
  • 雑種・・・性格がつかみにくい場合がある(未知数なところがある)

という違いです。
一般的に、性格がわかりやすい「血統書付きの犬」が好まれますが、その理由は、ブランドだけでなく、犬の性格がはっきりしていますので、飼いやすいというのがあります。性格がわかりやすいため、しつけもしやすくなるわけですね。

 

反対に雑種は、安価になりますが、性格がわからない部分があるため(実際に飼ってみないとわからないことがあるため)、初心者向けとは言いがたいところがあります。

 

初心者向けとしては、純血種(血統書付き)がおすすめになると思います。

 

 

和犬か洋犬か

犬には、和犬か洋犬があります。

  • 和犬・・・古風で勇ましい印象/忠誠心がある
  • 洋犬・・・かわいらしい印象/人なつっこい

というのがあります。
で、実は和犬と洋犬は、見た目通りの性格をしています。
始めて犬を飼う人は、人になつきやすい洋犬がおすすめになります。

 

 

飼う住宅環境

「マンション(集合住宅)」と「一戸建て」の環境では、飼える犬種や犬の性格も違ってきます。

  • マンション(集合住宅)・・・小型犬、おとなしい性格
  • 一戸建て・・・中型犬、大型犬、犬らしい性格

最近では、一戸建ての家でも、近所迷惑や犬公害を避けるために、室内犬を飼うことが多くなっていますので、マンション向けの「小型犬」「おとなしい性格の犬」が好まれる傾向があります。初めて犬を飼う方も、この基準で選ぶのが無難だと思います。

 

 

母犬と一緒に生活していた期間

子犬は、母親の犬と兄弟犬と、最低でも2ケ月は一緒に生活している必要があります。なぜなら、この2ケ月の間に犬の本能に基づいた「犬社会のルール」と「犬としての自覚」が培われるからです。

 

最近では、ペットシュップに生後1ケ月くらいの愛くるしい子犬もショーケースに並べられますが、ストレスにも弱くなっていて性格にも難が出てくることが少なくありません。飼い始めてから問題行動を起こすケースがわりと出てきます。中には食糞のクセが直らない場合もあります。

 

ですので、子犬は2〜3ケ月は母犬や兄弟犬と一緒にいたということが大事になってきます。

 

 

犬の選び方のまとめ

犬の選び方については、以上の通りとなります。
初めて犬を飼う方は、

  • ブリーダーで入手(次点ではペットショップ)
  • メス犬
  • 純血種
  • 洋犬
  • 小型犬
  • 室内犬
  • 母犬と2〜3ケ月生活していた犬

といった条件を備えている犬がおすすめですね。
つまり、性格が「おとなしい、飼いやすい、しつげしやすい」犬
ということになります。

 

ぜひとも参考にしてみてください。