犬のマーキングのしつけ方法

犬のしつけをする状況はいろいろとありますよね。

今回は、「おしっこ」に関することです。
犬の「おしっこ」といえば「マーキング」です。
犬は決められたところで「おしっこ」をする習性があります。

 

「おしっこ」をする前に、犬は「マーキング」をします。
「マーキング」とは、犬が電柱などのオシッコをする行動ですね。
時々、犬が片足を上げてユーモラスにおしっこをする姿がアニメなどのでも出てきますが、この姿が「マーキング」ですね。
犬特有の行為です。

 

犬がマーキングする理由

犬が「マーキング」をするのは、自分を「アピール」する習性だったりします。
あるいは「自分のテリトリー(支配領域)」を示す行動です。

 

自分を「アピール」し「支配領域」を示すために、電信柱やブロックに、少量の尿をかけて匂いをつけることで、自分のテリトリー(領域)であることを主張しています。

 

犬は、「支配する・支配される」といった動物特有の本能が強い生き物です。
行動のあらゆる点に、「支配する・支配される」といったのが出てきています。

 

実際のところ、マーキングをよく行う犬は、縄張り意識が強かったり、自己主張が強かったりします。縄張り意識とは、支配意識のことでもありますね。
「ここは自分が支配する空間だよ」というのが、マーキングの本質なんですね。

 

「マーキング」をし続けるというのは、犬の縄張り意識を強める行為だったりします。
また犬自身がボス感覚になっていく行動の場合もあります。
ですので「マーキング」をよく行う犬の場合は、飼い主との間の主従関係が逆転していることもあり、犬がボス的な立場になると飼い主の命令を聞かなくなります。
「マーキング」をひんぱん行う犬は、しつけに失敗しているか、見直すが必要があります。

 

犬のマーキング癖は近所とのトラブル・問題に発展しやすい

犬にとって「マーキング」は当たり前の行動になりやすいのですが、主従関係を見直すだけでなく、ご近所や周辺の方々と平穏なおつきあいをするためにも適切にしたほうがよいでしょうね。

 

というのも、近所の塀やブロック、施設に、オシッコをかけるのは、近隣とのトラブルになることが多いからです。文句を言われるようにもなります。文句や不満を表立って言うことがなくても、面白くなく思うようになりますので、ご近所から嫌われたり、陰口をたたかれるようになるなど、何かと生活しにくくなります。

 

こうしたことに無頓着であるなら、犬を飼う資格は無いと思ったほうがいいでしょう。ご近所に迷惑をかけて犬を飼うのは、あってはならないですね。犬でさえ、飼い主との間のルールをきちんと守ります。飼い主のあなたが、マーキングを巡ってご近所とトラブルを起こすことがないように、犬に「マーキング」をさせないことは大事なことですね。

 

ご近所だけでなく、公共の施設にマーキングをしたり、人の家にマーキングするのは、見ていて感心できません。迷惑がられますし、場合によっては、軽犯罪で逮捕されることもあり得ます。

 

室内犬がマーキングする場合

あと室内犬の場合は、お散歩に連れていったときに、電柱や壁にオシッコするだけでなく、飼っている部屋の中(室内)でもマーキングをすることがあります。

 

犬を飼い始めた方は、これにビックリすることもありますが、部屋の中でも自分のテリトリー(領域)を主張しようとする犬もいるわけなんですね。これもしつけがうまくできていないケースになります。あるいは、犬を数匹飼っている場合、別の犬とのポジション争いから、部屋の中でマーキングすることがあります。

 

いずれにしても、部屋の中でおしっこを勝手にされてしまうと、お部屋の中が臭くなってしまいます。友達を家に招いたときや、宅配業者の方が来たときに、家の中がオシッコの臭いがあるのは恥ずかしいですよね。また、オシッコの臭いが微妙に衣類に付いているのはマナー違反ですね。「臭い」の問題は、他人は言いにくいですので、オシッコの臭いをただよわせるようなことだけは止めましょう^^;

 

室内でマーキングをする犬は、問題行動になりますね。
家族の皆さんも「臭い」の問題を抱えるようになりますので、しつけをし直し必要性に、かなり迫られていると思ったほうがいいと思います。

 

 

 

マーキングをしつける方法

ではあなたの愛犬がマーキング癖がある場合、どうやって直せばいいのでしょうか。
ここでは、「散歩中」と「室内」におけるマーキング改善方法をご紹介いたします。

 

散歩中のマーキング癖を改める方法

もしも散歩中にマーキングをしてしまう癖があるならば、マーキングしそうになったら無理にでもリードをひっぱって立ち止まらせないことです。少し乱暴な方法と思われるかもしれませんが、飼い主のリーダー性を発揮する行動になります。リードは少し強く引くくらいで丁度よくなります。

 

もしもリードを引っ張っても言うことを聞かない場合は、「しつけ」ができていない証拠となります。このケースでは、飼い主をリーダーとみなしていませんので、正しく主従関係を構築し直す必要があります。ここは「おざなり」にしないほうがいいですね。犬のしつけの基本は「正しい主従関係」になりますので。犬を飼う場合は、この主従関係をきちんと作ることがポイントになります。

 

室内のマーキング癖を改善するやり方

室内でマーキングをする犬の場合は、これはもう「しつけ」ができていないことを示しています!なぜなら室内は他の犬は出入りしないからですね。室内では、他の犬との間で支配関係を意識する必要がないんですね。にもかかわらず室内でマーキングするのは、飼い主のあなたに対して、支配意識を示していることになります。ということは、飼い主のあなたを「リーダーとは思っていない」ということを示しています。これこそが「しつけ」ができていない表れだったりします。

 

もっとも犬を数匹・複数を飼っている場合は、他の犬に対して縄張りを持とうとしてマーキングすることもあります。こうした場合は、事情が違ってくるかのように思うかもしれませんが、しかしこの場合も、マーキングする犬がボス的な立場を示していることになります。
なぜなら、犬は、ボス・リーダーの言うことを聞くからですね。室内では、飼い主の了解なく勝手にマーキングをすることはありませんので、飼い主との間に正しい主従関係を作り直す必要があります。

 

 

主従関係が正しければマーキング癖は直る

結局、マーキングする犬は、家族の中で「自分が一番」と思っているんですね。
飼い主のあなたは「格下」「子分」。
そういう感覚を、犬は持っています。
なぜ、こうなってしまうかは、別のページでも書いていますので、そちらをご覧になっていただきたいと思いますが、一言でいいますと、子犬の頃から飼っていますと、甘やかす癖が付いて、それがそのまま「自分(犬)がボスなんだ」という意識を持つようになりやすいということですね。
マーキングもそうですが、問題行動を取る犬のほとんどは、飼い主との主従関係が逆転していることが多くなります。ですので「しつけ」の基本からやり直す必要があります。

 

マーキングは犬の本能と直結していますので、「しつけ」し直して止めさせることは少々骨が折れる場合も多くなります。けれども飼い主との間に主従関係が正しく作られているなら、マーキング行動を改めることはできるといいます。

 

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