犬のトイレのしつけは「子犬」の場合が多くなる

「トイレのしつけ」。
なんだか「当たり前」のように思われますが、犬には指定された場所で排泄をするように、しっかりとしつける必要があります。でありませんと、家の中が犬の排泄物で汚れてしまい、ニオイも酷くなってしまいます。犬のトイレはとても大事なマナーでもあります。

 

トイレのしつけが必要なのは、大概、子犬であることが多くなると思います。成犬の場合は、今では既にトイレのしつけをされていることがありますので、トイレのしつけが必要になるのは、ペットショップやブリーダーから譲り受けた「子犬」のケースが多くなると思います。

 

ですので、この記事では「子犬のトイレ」のしつけ方を中心書いてまいりたいと思います。また室内犬を想定しています。

 

ちなみに子犬をいただいたときは、真っ先に「トイレ」のしつけが必要になります。これをしませんと、上記の通り、家の中がパニックになるからですね。糞害で家族が憤慨することが無いようにしたいですね。

 

 

まずは子犬のために「トイレ」を作っておく

子犬を初めて自宅で飼い始める前に、トイレをあらかじめ作っておきます。
これは大事なことなんですね。
家に来た時点でトイレがありませんと、ちょっと困ります。
子犬をペットショップやブリーダーから譲り受けて自宅に招くときは、すでにトイレがあるようにしてくださいね。

 

トイレの作り方

トイレの作り方は、こちらにも書いた通りとなります。
作り方には3つのやり方があります。
ペットショップ
5〜10倍のスペース(自分で作る)
ここでは最も無難やトイレの作り方をご紹介しますね。

 

トイレの仕様

トイレは、ペットショップやブリーダーで使っていた仕様と同じにするのがおすすめです。
トイレを、ペッドシーツを使っていたのか、新聞紙を使っていたのか、あるいは専用のトイレケースを使っていたのかを、あらかじめ聞いておいて、似た環境にしておきます。
ペットシーツの場合は、色も似せておいたほうがいいでしょうね。まったく同じシーツなら申し分ありません。
やはりペットショップやブリーダーで使用していたモノと同じか似ていると、子犬がトイレをおぼえるのが早くなるからです。

 

トイレを設置する場所

トイレは

  • 部屋の隅
  • 風呂場
  • お手洗い
  • ベランダ
  • サークルの中
  • ベッドから少し離れた場所

がおすすめになります。

 

 

さあ子犬が我が家に来ましたよ!〜まずは排泄をさせる

先ず、初めて我が家にやってきた子犬は、子犬の「トイレ」に連れていきます。なぜなら「ここが自分のトイレなんだ」ということをおぼえさせるためですね。

 

子犬は可愛いですので、ともすると家族に見せたいからといって、リビングや台所へ連れていくことが多いのですが、それは後回し。家族へのご披露は止めておいたほうがいいですね。まずは「トイレ」に連れていきます。
そうしてトイレで排泄をさせます。
子犬を自宅まで移動している間に、緊張したりして、自宅に着いたときには、わりとスグに排泄をします。もしもすぐにしなかった場合でもしばらくトイレで様子を見ていてください。やがるウンチやオシッコをするようになります。

 

犬は、一回、排泄すると、その場所でしたウンチやオシッコの臭いを覚えます。一度、その場所で排泄すると、再び、同じ場所で排泄するようになります。

 

 

犬がトイレを失敗した場合

犬が、トイレを別の場所でしてしまったり、そそうをしてしまうこともあります。
こういうときは、

 

そそうをしたのを見つけたその場で
犬の鼻先を、そそうをした場所に近づけて
その場で「ダメ」「いけない」と言って叱るようにする

 

といった具合で行います。
「その場で注意する」というのがものすごく大切になります。

 

そそうをしたからといって、

  • 後で叱ったり
  • 別の場所で叱る
  • 何度も叱る
  • 感情的になって叱る

というのはお止めになってください。
これでは「しつけ」効果はゼロになってしまうからです。

 

というのも、犬は、その場で愛情を込めて叱りませんと、
何故、叱られたのかが理解できないからです。
ただ「叱られた(暴力をふるわれた)」という記憶しか残らなくなり、飼い主に隠れて排泄をしたり、決まった場所で排泄することをしなくなってしまいます。
こなると家の中が汚れてしまうようにもなります。
むやみに犬を叱りつけるのは止めたほうがいいですね。
叱るなら、そそうをした、その時にすることですね。

 

あと、犬が「そそう」をしてしまったなら、
必ず、オシッコやウンチの臭いは消し去るようにしてください。
もし臭いが残っていると、再び、その場で排泄することがあるからです。
犬は、自分が排泄した場所で排泄する習性があるということをお忘れ無く。

 

 

トイレのしつけ方のポイント(要点)

では、ここでトイレのしつけで大切なのことを整理いたしましょう。

 

ポイントは「ほめる」こと

犬のトイレのしつけで大切なことは、トレイがちゃんとできたときは「褒める」ということですね。褒めることは、犬のしつけでは鉄則です。
人間もそうですが、褒められるのは嬉しいですよね。
犬も同じです。一度褒められるとまた褒めてもらいたいと感じます。これが条件反射(返報性の原理ともいいますが)となって、人間社会に適した行動パターンを覚えるようになります。
ですので、トイレのしつけでお勧めの方法は、オシッコやウンチがちゃんとできた時は、きちんと褒めてあげることですね。

 

トイレは常に清潔にしておく

またトイレそのものを常にきれいにしておくことも大切です。
人間でも、汚い清潔感の無いトイレを見ると、入るのも嫌になりますよね。
これと同じです。
犬は意外ときれい好きです。
で、汚いトイレでは、違う場所で排泄をしてしまうこともあるくらいです。
ベッドで排泄してしまうこともあります。
ですのでトイレはいつも綺麗にしておいてください。
汚れたらきれいにするのも飼い主の役目ですね。

 

トイレのしつけを通して主従関係を作る

子犬のトイレのしつけは、飼い主との間に正しい主従関係や信頼関係を作りあげる機会でもあります。
犬のトイレのしつけでもそうですが、この行為を通して主従関係と信頼関係を構築していくことが大切です。そうして、一期一会ではありませんが、犬がトイレができるようになるまで、トイレに成功したら、その場で「褒める」ことですね。

 

怒ったり体罰を与えるしつけやってはいけない

あと先ほどの粗相をした場合ですが、叱りつけるしつけをする方もいます。
粗相とは、犬が場所構わず排泄したり、汚くした時ですね。

 

このとき飼い主が、スリッパで床を叩いたり、愛犬を叩いたりするなど、いわば体罰によってトイレをしつける方法です。また、おしっこした場所に、怒りを込めて鼻を押し付けてしまうケースもあります。

 

しかし怒ったり体罰を与えるのはおすすめできません。
むしろトラウマになって、決まった場所で排泄しなくなります。
先ほども書いた通りでして、飼い主に見つからないところでウンチやオシッコをしてしまうことも出てきます。
そもそも、犬のしつけのポイントに「むやみに怒らない」ということがあります。「トイレ」のしつけでも同じなんですね。

 

 

トイレの時間を決めておくしつけ方はどう?

トイレのしつけ方の一つに、「トイレをする時間を決める」という方法があります。一日のうちに、「この時間はトイレの時間」と決めておくやり方です。

 

これは室外犬(屋外犬)にとっては必要なことになりますが、室内犬で、しかもまだトイレを覚えていない子犬に強制するのは問題があるとされています。
ブリーダーさんの中には、強制してトイレを教えられる方もいるようですので、意見は分かれているようです。
要は愛情の問題になるのかもしれまsねn。

 

ですが時間を指定して排泄させるやり方は、犬にストレスを与えて負担をかけることが多くなります。特に生後数ヶ月の子犬の場合は、トイレのタイミングをつかむまで時間すらかかります。強制は望ましくなりと思います。

 

犬のトイレのしつけはとても大切なこと

子犬のトイレのしつけの基本は、おおよそ上記の通りとなります。
これらのことを念頭に置いて、我が家に来たばかりの犬に、トイレをしつけるようにすれば、おそらく決まった場所で排泄をするようになると思います。

 

犬のトイレのしつけは結構、難しいところがあります。
犬は人間と違って排泄を我慢することが難しいからです。
特に子犬の場合はなおさらです。
トイレのしつけに苦労をすることも多くなります。

 

トイレのしつけには、時間がかかります。
根気強くしつけるようにしましょう。

 

室内犬の場合、トイレのしつけができるようになると、家の中が清潔になります。お利口さんになりますね。

 


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