犬のしつけでは甘えは禁物

犬は飼い主にとってはかけがえのない存在であり、とても可愛くもあります。その為、厳しくしつけをすることができず、甘やかせる飼い主になってしまうことがあります。

 

犬が悪いことをしたり、客人に迷惑をかけても、叱ることのできない飼い主すらいます。しかしこれではよくありませんね。

 

無駄吠えをしてご近所に迷惑をかけるとか、通行人に飛びついたり、噛みついたりすると、遅かれ早かれ大きな問題を引き起こすようになります。

 

 

犬を過保護にすると事件になることがある

そもそも犬は、しつけを好む動物ですね。猫はしつけをするのが難しい動物ですし、放っておいたり過剰に可愛がっても、それほど性格や生活に影響は出てきません。

 

けれども犬の場合は過剰に甘えさせてしまうと、悪影響が出てくるようになります。過去にも事件が起きています。犬を甘やかせると、新聞沙汰の事件になることすらあります。

 

一番恐ろしいのは、他人に噛みつくことですね。しかしながら、大人しい犬でも、しつけがしっかりとできていないと、子どもに噛みついて死亡させてしまう事件も実際に起きています。

 

犬のしつけは必要です。その必要なしつけの心得として「甘やかさない」というのがあることを理解する必要がありますね。

 

 

甘えさせると犬自身がリーダーと思うようになる

犬を甘えさせることで出てくる悪影響の一つに、「家族内の順位の乱れ」があります。実は、これが一番、厄介だったりします。

 

犬は、「ポジション」「序列」を意識する動物です。この傾向は、特に「オス」に顕著だったりします。あるいは攻撃心の強い犬もそうです。

 

犬に対して、叱ることを怠り、甘えてくることを容認し過ぎてしまうと、犬は「家族内で自分がトップ(ボス)」と思うようになります。犬自身が、「自分の順位は一番上なんだ」と理解してしまうようになります。

 

こうなってしまったら、その後のしつけはとても困難なものとなります。まず一筋縄では直すことができなくなると言われています。

 

 

犬を甘やかすと家族の命令を聞かなくなる

犬自身に「自分はリーダー」と認識させることは、人間の家族全員が犬の支配下にあるということ意味します。最も厄介な問題になります。

 

「しつけ」はできなくなり、家族の命令も聞かなくなり、やりたい放題になってしまうこともでてきます。もちろん禁止事項を教え込むこともできなくなります。子供や来客に対して吠えたり攻撃的になり、いずれ事件や事故を引き起こすようになることも出てきます。

 

怖いことを書きましたが、「犬を甘えさせる」というのは危険な行為ということですね。「犬を甘やかす」ということは、「しつけを放棄する」ということです。に危ないことになりますので、くどいようですが、必要以上に犬を可愛がりすぎることは避けてください。

 

 

ほめすぎは甘えになる

ところで、しつけにメリハリを付けるために、一緒に遊ぶことは必要ですね。しつけをしていて、指示や命令に従った場合に、褒めてあげることも必要ですね。実際、しつけのときには「ほめる」は欠かせません。

 

けれども、長時間褒めたまくったり、ご褒美を与え過ぎますと、甘えさせているのと同じことになりますので、ご注意を。

 

犬を誉めるのは、一回だけで充分です。
メリハリのある褒め方が大切です。

 

ご褒美でしつけるという方法を過剰にしますと、「誉めてもらうことが目的」となることがあります。犬がこれを求めるようになると、従順な性格にはならず、おねだりをする我がままな性格に犬となってしまいます。これも変形した「甘え」の現象です。

 

 

ダメなときはダメと厳しく接する

犬の体が小さい時は、「可哀想」と思って子犬を厳しくできない人も多いようです。しかし、子犬の頃からダメなものはダメと教えておかなければなりませんね。

 

こうした点は間とは違ってきます。犬は動物ということをお忘れないようにしてください。人間と違って、大脳で複雑な思考をしたり、言語を理解することはできません。身体感覚を通して犬をしつける必要が出てまいります。

 

子犬の頃から甘えさせていると、しつけの第一段階でつまづくことになってしまいます。これは充分に気を付けてください。厳しさと優しさを備えた適切なつけが大切ですね。

 


プロのドッグトレーナーの「しつけ」が自分でできる
森田誠の愛犬と豊かに暮らすためのしつけ法
ダメ犬脱出、藤井聡の犬のしつけ方法