犬の放し飼いはデメリットが多い

犬を初めて飼う人は、犬は常に家の中や庭をかけ回って遊んでいるというイメージを持っているかもしれませんね。

 

けれども、これは「思い込み」ですね。けれども、もし、こうしたイメージを抱いたまま、宇ぬを買い始めると、放し飼いにしてしまうことがあります。

 

犬を縛り付けるの可哀想とか思って、自由にしてさげようという「やさしさ」「善意」から放し飼いにしてしまうこともあるでしょう。

 

けれども放し飼いというのはしつけ上、良くない事ですね。特に飼い始めて、何も訓練していない犬の場合は、尚更です。成長してからでは、修正できなくなることもあります。ですので注意が必要です。

 

そもそも犬の放し飼いで起きるデメリットはいくつかあります。

  1. 「マーキング」としてのおしっこをあちこちにしてしまう
  2. 犬自身がリーダーと錯覚してしまう
  3. お客さんが来たら、やたらと吠え威嚇するようになる

犬を放し飼いにした場合のデメリットを以下、詳しく説明してまいりましょう。

 

 

マーキングとしてのおしっこの癖

犬は散歩中にあちこちにおしっこをしていますが、あれはひとつの縄張りを表現しています。自分の占領しているスペースが広ければ、広いほど優位に立てるという考え方からあらゆる場所を自分のテリトリーとして治めようとするわけですね。

 

つまり、家の中であっても完全な放し飼いをしてしまったら、家の中全てが自分のテリトリーとなってしまうことなんです。なのでマーキングをし始めます。これは困ったことなんですね。

 

犬は、自分の居場所であることを示す為に、オシッコを色々な場所でしたくなってしまうんです。これは本当に困ります。自宅にお客を呼ぶこともしにくくなりますからね。

 

犬を放し飼いをすると、あちこちにオシッコをするようになります。トイレのしつけにも支障が出てきます。

 

犬自身がリーダーを勘違いするようになる

犬は自分の周りにいる生き物に順位を付けたがる生き物でもあります。

 

放し飼いをすると、マーキングしたエリアでは、自分がボスと思うようになります。

 

つまりおしっこをしてマーキングすると、犬自身のテリトリーが広がることを意味しています。そして、そのテリトリーでは自分がリーダーであり、そこに住んでいる他の者は自分より立場が下なのだと判断するようになります。犬とは、こういう習性があるのですね。

 

ですから、犬の放し飼いをすると、主従関係が崩れます。飼い主のあなたをリーダーをみなさなくなります。

 

本来は、飼い主が犬のリーダーとなって、しつけを行わなければなりません。が、その立場が逆転してしまうと、訓練やトレーニングなどのしつけをしようとしても、言う事を聞かなくなってしまう恐れが出てきます。

 

これでは本末転倒ですよね。まして、シェパードやドーベルマンといったどう猛で攻撃的な犬種の場合は、致命的な大問題を引き起こしかねません。危険ですよね。

 

自宅に来た来客に威嚇したり吠えるようになる

いったん犬自身がリーダーを思うようになると、リーダーは仲間を守るという使命も出てきます。

 

そうなると、家(自分のテリトリー)に他人が入ってくると威嚇するようになります。たとえば自宅にお客さんなどが来た場合に、大きく吠えたり威嚇したりという行動を取ることもでてきます。

 

これでは訪問者に大変失礼ですし、飼い主としてのあなたの人間性も疑われます。しつけがなっていないと思われても仕方ありません。家の中で放し飼いにするということはこのような弊害が多々起こってくるのです。

 

犬の放し飼いは即止める

犬の放し飼いには、このようにデメリットがあります。しかも新聞沙汰になるような大事故を引き起こす可能性すら出てきます。いったん犬が自分がリーダーを思い込むようになると、他人に噛みつくこともでてきます。

 

では、将来、大惨事を引き起こさないためには、どうしたらいいのでしょうか。

 

答えは簡単です。犬の放し飼いを止めることですね。
実は当たり前のことだったりします。

 

しかし「犬が可愛いそう」「自由を奪っている」と勘違いしている飼い主さんは、犬の放し飼いを止めることはできないでしょう。もしも犬の放し飼いをしたいなら、自宅に客人を招かないこと、散歩に連れていないかことです。他人に迷惑をかけるからです。

 

しかし犬の放し飼いは危険だと理解できる方は、すぐにでも止めましょう。家の中を常に自由に行き来できる状態を今すぐ止めることですね。

 

サークルを使用する

どうしても「犬の自由を奪っているので犬の放し飼いはできない」と思い込んでいる頑な飼い主であるならば、一つアドバイスがあります。

 

それは、狭めのサークル(ゲージ)を用意して、そこで犬に多くの時間を過ごさせるようにすることですね。サークルの中では、飼い始めの段階ではしつけをすることもできます。

 

サークル(ゲージ)を使用することで、犬は自分の縄張りが狭くなり、飼い主が自分のリーダーであるということを認識し、言うことを聞きやすくさせることができます。しつけも非常にしやすくなります。

 

また、犬にストレスを溜めない為にもサークルは狭くもなく、広くもない適度なサイズがおすすめです。暗目の色のサークルを使用するといいかもしれません。

 

犬の放し飼いから正常な状態に戻すのは、プロのアドバイスが必要な場合もあります。ですが、プロのトレーナーのやり方をDVDで見ることもできます。犬のしつけも自分でちゃんとできる時代になったなあという感じもいたします。

 


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