犬のしつけでは命令を統一させる

犬のしつけには号令や命令の言葉が欠かせませんね。これはどんな種類の言葉であっても、また命令を出すや立場であっても例外はないとされています。

 

犬に物事を教えたり、行動させたりする場合には、「言葉」を使って教える必要がありますね。犬は、人の言葉を話さないからといって、言葉を使わないのは、実際のところ問題があります。犬との間には「言葉」が必要になります。しつけも「言葉」を使って行ってまいりますね。

 

 

しかしながら、やみくもに号令をしたり、命令をしてはいけませんよね。やはり犬は人間とは違って言葉の意味を理解できいからです。

 

犬に向けた「言葉の使い方」があるのですね。このことを理解して「しつけ」をしなければなりません。そうしなければ、まず上手にしつけをすることはできなくなるでしょう。

 

例えば人間の子供は親の表情や声色で怒っているのかどうかわかったり、細かな言葉なニュアンスも聞き分けて理解することができます。しかし、犬には言葉の意味の解釈はできません。

 

犬が理解するのは「言葉の響き」です。音韻や音響です。あるいは抑揚・イントネーションといった音響的な言語です。音調といっていいかもしれませんね。音の響きに「優しさ」「厳しさ」「中止」「OK」といった感情を、犬は読み取ります。

 

したがって、犬対して命令を出すときは、「ひとつの行動に対してひとつの言葉」が原則です。一行動に対して一言語だけで認識させるのが鉄則になります。

 

叱る時、怒る時、何かをして欲しい時の命令などは必ず言葉を統一させることです。命令を統一させるとは、言葉を統一させることです。

 

 

複数の言葉で命令を出すと犬は混乱する

言葉を統一させることは、特に家族で犬を飼う時には気を付けてください。投げかける言葉に違いがあると、犬は混乱し、正しい判断ができなくなります。

 

もしも一つの行動を命令する際、異なる言葉を出すようにすると、犬はストレスは溜まっていくようになります。精神面でも非常によくありません。いけないことをしたら『ダメ!』と言うのか『コラッ!』と叱るのか、はたまた『NO!』と言うのかなど、子供も含めて家族内で必ず統一しておくことがしつけをする前の準備段階として必要になってきます。

 

命令が混乱することを防止する方法として、命令の言葉を「子供の言葉」に合わせておく方が無難ですね。子供も使える言葉で命令を統一しておくということになります。子供も、犬よりも立場を上の方にしておく必要があります。家族全員でしつけをしていきましょう。

 

何か芸をさせる時の号令は統一しやすいのですが、気を付けなければならないのは怒る時や叱る時、思いがけないいたずらを行った場合です。事前に決めておいてもとっさに出る言葉と違えば、やはり犬は混乱してしまいます。できるだけ自然に口から出る言葉で統一しておいた方がいいと言えるでしょう。

 

命令で使用する言葉は日本語がおすすめ

最近では、命令などを全て英語で行う人も多くなってきました。これは決して悪いわけではありませんが、その犬に命令を与える人が複数いる場合発音なども問題になってきます。

 

日本語であれば声色が変わっても聞き取れますが、『STOP!』と『ストップ!』では犬の脳では判断が難しい場合もあるのです。イントネーションや抑揚は、犬にとって重要です。英語の場合、ネイティブの発音と、日本語英語とでは違います。

 

ですので命令に使用する言葉は、誰が使っても違いの少ない言いやすい日本語が無難でしょう。命令に使う言葉は統一をしてしつけを行うことが大切です。

 

併せて、叱る時には犬の名前を呼ばないということにも気を付けなければなりません。自分の名前が怒られる時の言葉なんだと理解してしまったら、その後のしつけにも大きな影響を与えてしまいますから。

 


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