留守番のしつけはしてはならない

犬をしつけて留守番でお利口さんにするというやり方もありますね。けれども「留守番のしつけ」は無理にしないほうがいいと言われてもいます。人によっては、不要と言っている方もいるようです。

 

ただし、留守番中にムダ吠えをするのは、止めさせるようにしたほうがいいですね。留守中に鳴く場合は、しつけをして改めさせる必要があります。

留守中の無駄吠えを直す方法

 

話しを戻しますが、留守番のしつけが何故、やらなくて良いかといえば、そもそも犬に留守番をさせるのは、せいぜい1日が限度になるからなんですね。家の中に犬だけで留守番を、2日以上もさせることは、原則として止めた方がいいでしょう。

 

なぜなら犬は孤独に弱く、耐えられない動物だからです。犬にとってストレスになるのが「孤独」です。

 

犬は食事、トイレ、散歩は、ある程度我慢できます。これらはしつけることで、コントロールすることができます。

 

しかし留守番となると、犬にとって精神的負担が大きくなり、心身を不安定にさせてしまいます。

 

時々、家族で出かけて、半日くらい犬を家に置いたままにすることもあるでしょう。半日くらいなら大丈夫ですが、1日を超える日数の留守番を犬だけでさせるのはやめましょう。

 

 

1日のお留守番をする場合の注意

犬に留守番をさせる際は、犬ができるだけ寂しい思いをしないように配慮します。まず、家を空ける前日には、散歩をたくさんさせて、スキンシップもしましょう。

 

たっぷりと犬に愛情を降り注いで、犬を安心させることが大切です。そして、自宅に帰宅したときも同じように、たくさんスキンシップをします。

 

留守番をする間、犬の生活ではトイレがあります。留守番させる場合は、トイレのしつけを前もって付けさせておくことは必要になるでしょう。

 

しかし実際は、留守番させる前にトイレをちゃんと済ましていれば大丈夫です。1日くらいはトイレは大丈夫です。留守番に備えて、トイレのしつけを新たにさせる必要はないでしょう。

 

温度管理は犬の留守番で最も大事なこと

犬を留守番させる場合、一番注意しなければいけないのは温度の管理です。どんなにちゃんと犬をしつけをしていたとしても、温度への耐性は限度があります。

 

夏の部屋は暑くなりますし、冬となれば大変寒くなります。留守番中、もしも部屋の中でじっと座っているようにしつけたなら、かえって危険なことになりかねませんね。

 

ですので夏に留守番させる場合は、エアコンをつけたままにして、適温になるように設定しておくのがおすすめです。夏の場合、1日の留守番だけでなく、半日くらいの外出の場合でも、エアコンを入れて部屋の温度を適度にしてあげることが必要になりますね。

 

犬種によって異なりますが、ほとんどの犬は暑いのが苦手です。ですのでエアコンはちゃんとかけて適温になるように温度設定をしてあげましょう。

 

犬に2日以上の留守番をさせる場合の注意点

犬だけで留守番をさせる場合は、1日以内と先に書きましたが、では、もしも2日以上家を空ける場合はどうすれば良いのでしょうか。

 

これは答えはシンプルです。2日以上の留守番をさせる場合は、動物病院やペットホテルなどに預けることがおすすめです。あるいは、理解のいただけるご近所の方、ご友人、親戚に依頼して預かっていただくことですね。

 

ただし、犬単独で1日以上、家に留守番をさせるのはやめましょう。その理由は、先ほど書いた通りになります。孤独に耐えられないんですね。

 

また犬を預ける際には、適温になるように空調を管理していただくことや、脱水症状にならないように水もきちんと補給していただくように伝言をしておきましょう。

 

留守番のしつけは、これといった具体的なことはありませんが、強いていえば、日頃のしつけの成果が出るといっていいでしょう。

 

留守番中の犬の無駄吠えを止めさせるのは?

あと、留守番中の問題ちょして、犬の無駄吠えがあります。これを止めさせるためにはどうすればいいのでしょうか?

 

留守番中に無駄吠えをする犬は、飼い主がいないので鳴くのを止めさせることができません。しかし、これでは近所に迷惑をかけてしまいますね。

 

さらに、近所の方は、「あの家の飼い主は、犬が無駄吠えしていることへの認識が欠けている、非常識だ」と思うようになります。これでは、近所つきあいに支障が出てくることも出てきます。まさに「犬公害」ですよね。

 

ですので、留守番の無駄吠えは必ずしつけをして、改める必要があります。

 

そもそも留守中に犬が鳴くのは、いくつかの理由があります。

 

それは、人間にも、話し好きがいるのと同じように、犬にも吠えるクセを持った犬がいるということですね。もし、吠えるクセの犬であったならば、時間をかけてでも無駄吠えのクセは、改めるようにしてください。

 

留守中に吠える犬への手っ取り早い対策

留守中にワンワンと泣き止まない犬への対策で、もっともシンプルなやり方が「無視」です。

 

犬には性格がありますよね。甘えん坊な犬の場合は、飼い主が外出しようとするだけで、吠え始めます。こういうときは、非情に思われるかもしれませんが、「無視」が効果的です。また外出から戻ったときも、普段通りにします。

 

優しく声をかける対応はやってはいけない

「無視」をするのが、実は効果的だったりします。けれども、マズい対応の仕方は、

  1. 外出するときに、「いいこにしているのよ」とやさしく声をかける
  2. 帰ってきたときに「いい子にしてた?」と優しく声をかける

こういう「優しく声をかける対応」がマズいといわれています。やさしく接すると、犬は、増長してしまって、無駄吠えを止めなくなるといわれています。

 

ここは「心を鬼」にして犬を無視するというのが効果的だといわれています。犬は、飼い主に無視されることが堪えます。ですので、無視は効果があるのでしょう。

 

留守中に吠えるクセをしつけトレーニングの方法

ちなみに、留守中に犬が吠える場合の「しつけ」の仕方がいくつかあります。
基本のやり方は、次の通りとなります。

  1. 飼い主がいったん家から出る
  2. 犬が無駄吠えをしたら
  3. ドアを開けて、新聞紙やスリッパなどで床をバシっと叩く

といったやり方です。
これが基本になります。
またこれを行います。
一戸建ての家に住んでいる方は、ドアを開けて部屋に入る代わりに、裏口やベランダから入って、犬の後ろから床をバンと叩くと、いっそう効果があるといわれています。

 

おもちゃを使った対策

あと、留守番中の無駄吠えを止めさせるには、犬に寂しい思いをさせないという方法もあります。たとえば、一人でも楽しめるおもちゃを与えるのもひとつの方法になります。一人用のおもちゃは何種類か売っていますね。

 

その中から安心できるおもちゃを選んで、犬に遊ばせるというのは賢いやり方になります。エサを取り出せるパズル型のおもちゃもあります。これを使えば、長い時間、犬は夢中になって遊び、無駄吠えを止めるやり方になります。

 

 

飼い主の姿を消してトレーニングする方法

あと、普段から留守番の時のような一人の状態を作ってトレーニングする方法もあります。犬の無駄吠えを防ぐ対策の一つです。

 

これは、飼い主が犬の側から姿を消しても無駄吠えをしなければ、ご褒美をあげたり、褒めてあげるやり方になります。

 

大人しく留守番をすることは良いことだという認識をさせておくことですね。これも効果のあるやり方になります。

 

 

留守中の無駄吠えのまとめ

留守中に、犬が無駄吠えすることを改善する場合

  • 犬の性格(吠えにくいか、吠えやすいか)
  • 犬の成長度合い(子犬か成犬か)

といった条件でも対策のしやすさが違ってきます。ただ、どういう条件であっても、まず飼い主と犬との間に、飼い主をボスと認識させる主従関係があることが大切ですね。言い換えれば、犬との間に強い信頼関係を構築することが先決になってきます。

 

犬が吠えるのは、■こちらでも書きましたが、リーダーや仲間に、異常事態を伝えるために取る行動が多かったります。犬が警戒心を持っても「吠える必要はなな」といった「安心感」を持たせることもコツです。

 

昔は、犬は番犬としての存在もあり、不審者に対して吠えるというのは当たり前でしたが、今は状況も変わってきています。いたずらに人に向かって吠えるのは、客人や宅配便業者の方に不愉快な思いをさせることにもなります。何よりも近習迷惑になることが多くなっていますね。ポイントは主従関係になります。

 

留守中の無駄吠えは、寂しさから泣き出すことが多いものの、飼い主との間に主従関係があれば、犬は「安心」します。逆にいいますと、犬は不安だから吠えるわけですね。で、不安になるのは、飼い主との間に強固な信頼関係がないことが多いからとされています。

 

犬の無駄吠え対策では、主従関係、信頼関係の構築も視野に入れて、並行して取り組まれることをおすすめいたします。あと成犬の場合は、留守番中の無駄吠えが改まるのはなかなか難しい場合もあって、時間を要しますが、根気よく続けていくことが肝心になるといいます。

 

もしもどうしても難しい場合は、ドッグ・トレーナーに依頼するか、下記のDVDをご覧になって、辛抱強くしつけをすることが必要になってくるかと思います。

 


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