犬の飛びつきとしつけ

犬の「飛びつき」。

時々ありますよね。
子どもや通行人にパっと飛びついてしまう犬。
そういう光景を目撃するときがあります。

 

しかし、犬の「飛びつき」。
「飛びつき」といっても、実は、いくつかのケースがあったりします。
その「飛びつき」の状況によって、飛びつく意味も違ったりします。

 

今回は、犬の「飛びつき」についてお話しさせていただきます。

 

犬の「飛びつき」には種類がある

そもそも犬の「飛びつき」。
先ほどもご説明した通り、いくつかのケースがあります。
そのケースとは、まず

  • 動機の違い
  • 成犬と子犬との違い
  • 状況での違い(子どもへの飛びつき、散歩時)

といった3つのケースに分けられます。
またこれら3つのケースでは、それぞれ具体的に違いもあります。
これら3つを具体的にいいますと、

 

◎動機の違い

  • 怒りや威嚇が理由で飛びつくケース
  • 嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース

 

◎子犬と成犬との違い

  • 子犬が飛びつくケース
  • 成犬が飛びつくケース

 

◎状況での違い

  • 子どもへの飛びつき
  • 散歩中の飛びつき

 

ということになります。
これら3つのケースと、個々の状況において、
犬の飛びつきは対処方法も異なってまいります。

 

 

 

 

犬が飛びつく「動機」には2種類の違いがある

ところで、犬のトレーナーによっては、

犬の「飛びつき」は、
 「しつけなければならない」
 「しつけなくてもいい」
 「しつけが必要なケースがある」
と、それぞれ見解を述べられます。
聞いている側としては混乱してしまうことがあります。3つの説があるからなんですね。

 

しかしながら整理してみますと、犬の飛びつきは「しつけが必要なケースがある」ということになりますね。
そもそも犬は、飼い主や人に飛びつく癖を持つ場合があります。
これは「犬の心理」なんですね。
その犬が飛びつく心理とは、大別して

  1. 怒りや威嚇が理由で飛びつくケース
  2. 嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース

となります。
先ほど述べた「飛びつく動機の違い」ですね。
実は、犬の心理によって動機によって、同じ飛びつきでも意味が異なります。
また対処方法も異なります。

 

まずは、飛びつく犬の動機・心理には、大きく分けて「2種類」あるってことですね。
このことを憶えておいてください。

 

飛びつきクセもこれが完璧に治るおすすめの犬しつけ法とは

 

怒りや威嚇の理由で飛びつく〜しつけをしないと裁判にもなる

実のところ「犬の飛びつき」で一番問題になるケースは「怒りや威嚇が原因」で飛びつく場合になります。

怒りや威嚇を動機とした飛びつきは、しつけが必要です。
もしも、怒りや威嚇から飛びつく癖を放って置けば、他人に噛みついたりして事故や事件に発展します。今の時代は、これはリスクがあります。

 

怒りや威嚇から人に飛びつくクセがありますと、郵便配達人、宅配便、セールスマン、見知らぬ人の来客があったときに、警戒心から飛びついて噛みつくことも起きえます。最近は訴訟も多くなっていています。飼い主の責任が問われて社会的な制裁を受けることも起きていますね。

 

ですので、怒りや威嚇が理由で、人に飛びつく犬の場合は、しつけが絶対に必要になります。これを放っておくことは、飼い主のモラルが疑われますし、万一、事故や怪我が起きた場合、本当に大変なことになります。

 

犬が怒っていたり、威嚇行動に出る様子は、犬の表情や様子を見ていれば分かることですよね。こうした理由から犬が飛びついているのを見つけたならば、すかさず「しつけ」をし直してください。

 

なぜ、怒りや威嚇で飛びつくのか?

ところで、何故、犬は怒りや威嚇を動機として他人に飛びつくのでしょうか。
これは、

  • ストレス(イライラ)
  • 病気
  • 飼い主との主従関係ができていない(不充分)

といった理由もあります。
もし、飼い主のあなたが犬のリーダーになっていなければ、しつをを根本的から見直す必要があります。ドッグトレーナーにお任せするとか、あるいは優良なしつけ教材を見て、本当の「犬のしつけ」の仕方を学んで、愛犬をしっかりとしつける必要があります。

 

無視〜飛びつく犬をしつける方法【その1】

怒りや威嚇が原因となって飛びつく場合は、

  1. 先ずビシっと叱りつけて怒る
  2. そうして無視をする

といったやり方があります。
そもそも犬は、飼い主(リーダー)に無視されると「何故?」と感じるようになります。そうして行動を改めるきっかけを得ることができます。飛びつきの場合、少し大げさに後ろを向いて完全に犬を無視してください。そうすると、飛びつくと飼い主に無視されるという情報がインプットされます。これによって飛びつくことが減っていきます。

 

ただし、犬の個体差によって、この方法が効果が無い場合もあります。また先ほども書いた通りでして、飼い主との間にしっかりとした主従関係が構築されていることが必要になります。
主従関係がありませんと、無視する方法はかえって逆効果となりますのでご注意ください。あと、これとは別の「もう一つの方法」もあります。

 

たたく・体当たりをする〜飛びつく犬をしつける方法【その2】

怒りや威嚇が動機で飛びつくクセが付いている犬には、力で教え込む必要もあります。ただし注意していただきたいのは決して動物虐待ではないということですね。あくまでも「愛の鞭(むち)」ということになります。
そもそも犬の世界は、上下関係でしっかりと結びつけられた世界です。リーダーが絶対です。リーダーの命令に従うようになっています。

 

こうした「主従関係」に裏打ちされている必要がありますが、愛の鞭(むち)として効果のある「しつけ」の方法が「どつく」という方法です。
やり方としては、犬が飛びついたときに、

  • 犬に体当たりをする
  • アゴの下をグーでたたく
  • 鼻先を平手打ちする

これらを行うやり方です。
暴力的に映るかもしれませんが、主従関係ができている間柄であるからこそ、効果のあるしつけの仕方になります。ただ、そうはいっても犬を痛めつけるやり方ですので、最終手段になるかと思います。

 

怒りや威嚇が動機で、他人に飛びつく犬は、事件や事故になって厄介な問題になることがありますので、可哀相であっても、このクセだけは止めさせるようにしたほうがいいでしょう。愛の鞭(むち)も時に必要なのが犬のしつけかもしれませんね。

 

嬉しさや喜びが理由で飛びつく〜やはり「しつけ」が必要

ところで「怒りや威嚇」といった攻撃的な理由から飛びつくのではなく、「嬉しさや喜びが理由」で犬が飛びつく場合がありますね。この場合は微妙だったりします。そもそも嬉しさや喜びが動機で飛びつく犬は、嬉しい気持ちや喜びがピークに達して興奮している状態ですからね。うれしくてはしゃいでいるわけです。

 

とはいっても本質は「興奮する犬」ということになります。興奮のあまり「飛びつく」という行動を起こしているというわけなんですね。放置しておくと、マナー違反になりますので、やはり改善する必要があると思います。

 

他人は飛びつかれると驚く

ただ、飼い主にとっては、「興奮」した愛犬に飛びつかれるのも嬉しかったりします。犬の愛情表現の一つが「飛びつく」という行動ですので、飼い主としても嬉しさを感じますね。

 

けれども他人に対して喜び勇んで飛びついた場合、人によってはビックリしてしまいます。たとえば他人が犬の頭をなでようとした時に、急に飛びつかれたら、その人は驚きますよね。ビックリした拍子に転倒して怪我をする事故も実際に起きています。

 

特に見ず知らずの人や来客に対して飛びついた場合、その方が犬の心理が分かっているなら大事に至らないかもしれませんが、犬の心理をしらない普通の人は嫌悪感を示すことが多くなります。

 

飼い主だけでなく来客や見知らぬ人に飛びつくのは小型犬に多く見られる傾向です。「喜びや嬉しさ」が理由で飛びつく犬の場合でも、しつけが必要になることがあるでしょう。その場合、しつけの仕方として、以下の3つのやり方をご紹介しますね。

 

前肢(ぜんし)を握る〜飛びつく犬をしつける方法【その1】

まず「前肢(ぜんし)」を握ってしつける方法があります。これは犬を叩いたりすることはしません。スマートなやり方になります。

ところで「前肢(ぜんし)」とは、前肢(まえあし)のことをいいますね。

 

やり方は、次の通りです。

  1. まず犬と遊ぶ
  2. うれしくなった犬が飛びついたら、その瞬間に前肢(ぜんし)をギュっと握る
  3. そうして、すぐ前肢(ぜんし)から手を離す
  4. もう一回、犬に飛びつかせる
  5. 同じように前肢(ぜんし)をビュっと握りすぐに離す
  6. もしも再び飛びついてきたなら、強めに前肢(ぜんし)を握る

このようにしつけるようにします。
何度かこれを繰り返していると、犬は飛びつくのを止めるようになります。

 

また犬が飛びつくことをしなくなったら、ほめてあげるようにします。
これは犬を傷つけたりしないスマートな「しつけ」の仕方ですね。

 

後肢(こうし)を踏む方法〜飛びつく犬をしつける方法【その2】

あと前肢(ぜんし)を握る方法のほかに、「後肢(こうし)」を踏むやり方があります。
やり方は次の通りとなります。

  1. まず犬と遊び、飛びつくように誘う
  2. 飛びついてきたなら前肢を「つかんで」、後肢をすばやく踏む
  3. このとき「ダメ!」と声を出して命令する
  4. これを行った後、もう一回、犬に飛びつかせる
  5. 飛びついたなら再び前肢をつかんで「ダメ」と命令しながら後肢を踏む
  6. 飛びつきが止むまで、これを繰り返す

これを何度かやっているうちに、犬は飛びつくのを止めるようになります。
もしも飛びつきが収まらない場合でも、何度か行っていると飛びつきが止まるでしょう。

 

ちなみに犬の後肢(こうし)を踏むときは、ソールにデコボコが無いものを使ってください。スニーカーや平べったい靴底のクツがおすすめですね。トレッキングシューズなど靴底にデコボコがありますと、犬の後肢(こうし)を痛めつけてしまいます。

 

無視〜飛びつく犬をしつける方法【その3】

嬉しさや喜びが理由で飛びつく犬の場合で、前肢を握る・後肢を踏む方法が効果がない場合は、「無視」をする方法が功を奏する場合があります。怒りや威嚇で飛びつく場合と同じになりますね。
ただし叱ることはしません。

  1. 無視をする

ようにします。

 

飛びつきの心理状態によって対処の仕方が違うということですね。
ただ「無視」するのは、この場合でも効果が出てくることがあります。

 

「無視」をするしつけ方は、他にも効果があります。
たとえば、嬉しくてオシッコをしてしまう犬の場合です。
飼い主の気を引こうとする問題行動の矯正に効果があります。
なぜなら、犬は飼い主に無視されることほどつらいことはないからです。

 

飛びつきをしなくなったら「ほめる」

あと愛犬が飛びつきなどの問題行動をしなくなったならば、褒(ほ)めてあげることですね。ムチとアメをしっかりと使い分けるのが犬のしつけのコツにもなるくらいです。メリハリが大事であると、ほとんどのドッグ・トレーナーの方もいわれますからね。

 

ちなみに犬を褒(ほ)める時のタイミングがあります。

それは興奮が収まった時です。
興奮しているときに褒(ほ)めてしまうと効果がありません。
しつけ直すこともできなくなります。

 

無視をして、飛びつきをしなくなり、それを誉(ほ)めるようにすれば、犬は「飛びつかなければ飼い主に褒められるのだ」と理解するようになります。

 

「飛びつくと嫌なことをされる」と教え込むこと、そのためには無視をする方法も効果があります。ただ飼い主としては少々可哀相な気持ちになるかもしれませんね。

 

 

 

子犬と成犬とでは「飛びつく」理由に違いがある

ところで「子犬」と「成犬」とでは飛びつく理由や動機が違います。
ザックリいいますと、

嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース 子犬、成犬
怒りや威嚇が理由で飛びつくケース 成犬

この一覧の通りとなります。
以下に詳しく説明し、子犬と成犬との場合にわけて「飛びつきクセ」を改める方法をご紹介いたします。

 

子犬が飛びつくケース〜嬉しさや喜びが理由

子犬が人に飛びつくのはよくあることですね。
そもそも子犬は好奇心旺盛です。甘えたがりもします。
子犬が飛びつく場合は「嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース」となりますね。

 

で、子犬がじゃれるのは飼い主としては可愛いものです。愛くるしく、ぬいぐるみのようでもあって、子犬が飛びついてくるのをつい放置しがちです。

 

しかし、子犬はやがて大人になります。
成犬になります。
で、大きくなると、いわゆる「飛びつき」の問題を引き起こすようになります。
大型犬になりますと、飼い主を倒してしまうこともでてきますね。
小型犬であっても、飛びついて衣類を汚すこともでてきます。
子犬の飛びつきはかわいらしいとして放置しておきますと、成犬になったとき、やはりトラブルや事故の原因になりますね。
ですので飛びつきクセのある子犬は、子犬の頃からしつけをしなおしたほうがいいでしょう。子犬の飛びつきクセを改めるやり方は、次の4つの方法があります。

 

なでる〜子犬の飛びつきの直し方【その1】

子犬の頃から飛びつくクセを付けさせない方法は次の通りです。

  1. 子犬が飛びつきそうになったら
  2. 飼い主はしゃがんで子犬の目線になるようにする
  3. 数分間「なでる

この方法が効果的です。
子犬は、遊んで欲しくてじゃれて飛びつくわけですので、その遊び心を「なでる」行為にすり替えるわけですね。「なでる」ことで、子犬は「飛びつく」代わりに、飼い主に「なでてもらう」ことを求めるようになって、飛びつくクセを改めることができるようになります。

 

前肢を握る〜子犬の飛びつきの直し方【その2】

これは先ほども紹介しましたが、子犬の場合でも効果があります。

  1. 子犬が飛びついてきたなら
  2. 前肢の両方をギュっと握ります

この方法です。
犬は前肢を握られると不快な感覚になり、飛びつくと「嫌な思いをする」というのを学習するようになります。つまりこれが「しつけ」効果ですね。

 

後肢を握る〜子犬の飛びつきの直し方【その3】

これも先ほど書いたやり方です。

  1. 子犬が飛びついてきたときに
  2. 軽く後肢を踏む

このやり方です。
ただし子犬ですので、後肢を傷めないように注意が必要です。
靴をはいて行う場合は、くれぐれも注意してください。
底がデコボコしている靴をはくのはやめましょうね。

 

無視をする〜子犬の飛びつきの直し方【その4】

上記の「なでる」「前肢をにぎる」「後肢を踏む」の方法でも効果がない場合は最終的手段として「無視」という方法があります。
犬は飼い主に無視をされるのがこたえます。
これは先ほども書いた通りになります。
で、子犬の場合は

  1. 「いけない!」「ダメ!」と言って
  2. 無視をする

というやり方になります。
ただし通常は上記の3つの方法で改善できる場合が多いと思います。
無視をして改める犬の場合は、人間でいうところのADHD系であるとか、性格的に落ち着きが無い犬になると思います。

 

しかしながら、犬の種類や性格がどうであっても、飛びつくクセは改める必要がありますので、様々なテクニックを使って改めるようにしたほうがいいですね。

 

成犬が飛びつくケース

子犬が飛びつくのは「嬉しさや喜びが理由」なことが多いのですが、成犬になると

 

1.怒りや威嚇が理由で飛びつくケース
2.嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース

 

の2つが動機となってきます。
これは最初のほうに書いたことになりますね。
一応、再度、動機別に「しつけ」をし直すやり方を書き出しますと、

1.怒りや威嚇が理由で飛びつくケース

  • 厳しくしかって、無視をする
  • 体当たり、アゴの下をたたく、鼻先を平手打ち

 

2.嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース

  • 前肢(ぜんし)を握る
  • 後肢(こうし)を踏む
  • いけない!と言って無視をする

となりますね。
詳しい説明は、最初のほうに書きましたので、そちらをお読みになってください。

 

結局、子犬と成犬とでは「動機」に違いが出てきます。
成犬の場合は、しつけが不充分な結果、「怒りや威嚇が理由で飛びつく」といったことを引き起こす場合があるということになります。

 

ですので、子犬なのか成犬なのかで「しつけし直す」見極めが違ってくることがあります。

 

 

 

犬が飛びつく「状況」にも違いがある

犬が飛びつくことに関しては「動機(理由)」、「子犬と成犬の違い」のほかに「状況による違い」もあります。状況による違いとは、「問題になる飛びつく状況」のことをいっています。端的にいいますと、問題となる飛びつきの状況とは、

  • 子どもへの飛びつき
  • 散歩中の飛びつき

この2つになります。
以下、順にご説明いたしますね。

 

子どもへの飛びつき

飛びつきの中でも、子どもへの飛びつきは、散歩中に第三者に飛びつく以上に「危険」です。といいますのも、子どもは体が小さいですので、犬が飛びつくと、びっくりして泣いてしまって興奮して、そのまま犬が噛みつくこともあるからです。

 

そもそも飛びつきのクセがある犬は、充分なしつけができていないことがありますので、子どもに飛びついて、子どもが泣き出したらいぬが興奮して、噛みついたり吠えたりすることもありえます。これが我が子に対して起きても、子どもは犬のトラウマを持ってしまうことも出てきます。いわゆる「犬嫌い」です。

 

家族の中に「犬嫌い」がでてきますと、子どもは犬に対して意地悪なことをして、いじめたりして、ますます犬との関係をこじらせてしまうようようになります。これでは悪循環ですね。ですので、子どもに飛びつくクセは改めたほうがいいんですね。

 

また、犬が飛びついて、子どもが転んでしまうこともわりとって、子どものケガや事故にもつながります。
まして、これが他人の子どもに飛びついて、犬を怖がるようになったり、ケガや事故を招くと、その親御さんとの間でもめることも出てきます。

 

もしも近所のお子さんですと、近所付き合いにも支障が出てくるようになります。実際、こうしたケースがありますので、充分な注意と、飛びつきクセを改める「しつけ」は欠かせません。転ばぬ先の杖ではありませんが、飛びつくクセのある犬は、飛びつかないようにしたほうが無難です。

 

子どもへ飛びつく犬をしつける方法

では、子どもに飛びつく犬の行動を改めて方法はどういうやり方なのかご紹介いたします。基本的には最初に書いたやり方になります。飛びつく「動機(理由)」によって対処していきます。既出になりますが再度書きますと、

1.怒りや威嚇が理由で飛びつくケース

  • 厳しくしかって、無視をする
  • 体当たり、アゴの下をたたく、鼻先を平手打ち

 

2.嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース

  • 前肢(ぜんし)を握る
  • 後肢(こうし)を踏む
  • いけない!と言って無視をする

このようになります。

 

散歩中の飛びつき

好奇心が旺盛だったり、人なつっこい犬は、散歩中に通行人に飛びついてしまうことがあります。

 

犬を飼っていたり飼ったことのある人なら犬の気持ちがわかっていますので問題になることは少ないかもしれませんが、犬の心理を知らない方が飛びつかれるとビックリして不愉快に感じてしまいます。

 

あるいは転倒して頭部を殴打してケガをすることもあります。犬に悪気はなくても、飛びつかれた人間は迷惑を被ったり、事故につながることがありますね。

 

また雨の日とかで犬の脚が濡れているときに、他人に飛びつくと、衣類を汚したりしてクリーニング代を支払ったり、場合によっては衣類を弁償することにもなります。

 

ですのでやはり、どういう理由であろうと、散歩中に他人に飛びつくクセは改める必要がありますね。
では、どうすれば、散歩中に他人に飛びつくクセを改めることができるのでしょうか。
ここでは、その改めるためのしつけの仕方をご紹介します。

 

お尻をたたく〜散歩中に飛びつく犬をしつける方法【その1】

散歩中に飛びつく犬の場合、「お尻をたたいて飛びつきを改める方法」があります。これは大型犬や、散歩中に飛びついて、なかなか飛びつきクセが直らない犬に効果があります。
この方法は二人で行います。
また大型犬ですのでリードをつなげて行います。

  1. まず、飼い主のあなた以外の一人が犬を誘って飛びつかせる
  2. 飛びついた瞬間に、飼い主は、「ダメ!」といいながら
  3. リードのあまった部分でお尻をピシっとたたく
  4. そしてリードを強く引っ張る
  5. もう一度、犬に飛びつかせて、これを繰り返す
  6. 犬の飛びつきが無くなるまで続ける
  7. 犬が飛びつかなくなったなら「ほめて」あげる

以上の通りとなります。
ほめることは欠かせませんね。
アメとムチは、犬のしつけでは鉄則になります。

 

あと「前肢(ぜんし)を握る方法」「後肢(こうし)を踏むやり方」の有効なことは言うまでもありませんね。

 

しかる・どつく〜散歩中に飛びつく犬をしつける方法【その2】

あと、「しかる・どつく」というしつけの仕方もあります。
原理的には「お尻をたたく」やり方と同じになります。
これも二人で行います。

  1. まず飼い主以外のもう一人に、犬を飛びつかせる
  2. 飛びついたときに、飼い主は「ダメ!」といいながら
  3. 犬に体当たりする(どつく)
  4. 犬の飛びつきがなくなるまで繰り返す

以上の通りとなります。
この方法は、手っ取り早い方法になります。

 

しかし、飼い主よりも大きな犬の場合は、逆にはね飛ばされてしまうことがあるかもしれません。女性の場合は、逆にはじまれてしまうかもしれませんね。

 

個体差によって効果のあるなしも出てきますので、自分の犬によってやり方を試してみるのもいいでしょうね。

 

 

まとめ〜犬が飛びつくクセを改めるためには

以上の通りでして、犬が飛びつく場合の改め方をご紹介いたしました。
上記のことをまとめると次の通りとなりますね。

 

◎動機の違い
1.怒りや威嚇が理由で飛びつくケース

  • 厳しくしかって、無視をする
  • 体当たり、アゴの下をたたく、鼻先を平手打ち

 

2.嬉しさや喜びが理由で飛びつくケース

  • 前肢(ぜんし)を握る
  • 後肢(こうし)を踏む
  • いけない!と言って無視をする

 

◎子犬と成犬との違い
1.子犬が飛びつくケース

  • なでる
  • 前肢を握る
  • 後肢を握る
  • 「いけない!」「ダメ!」と言って無視をする

 

2.成犬が飛びつくケース

  • ※「動機の違い」と同じ対処

 

◎状況での違い
1.子どもへの飛びつき

  • ※「動機の違い」と同じ対処

 

2.散歩中の飛びつき

  • お尻をたたく
  • しかる・どつく

 

犬の飛びつきは、事故や事件に発展しますので、くれぐれも早めに改善することをおすすめいたします。最近では「飼い主の責任」ということで法的に罰せられるケースも出てきています。
このサイトでは文字で説明していますが、できることなら下記のDVDをご覧になったり、「犬のしつけ」の本質をと犬の深層心理を踏まえた天才的なドッグトレーナーのアドバイスに耳を傾けるのがおすすめです!
私も大変参考になり勉強させていただきました。
愛犬をめぐっての訴訟らトラブルは起こしたくありませんのでね!


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