飼い主に唸(うな)る犬は要注意

飼い主に向かって犬が唸るのは、実は「要注意」のサインです。犬のしつけが上手くいっていない現象の一つが、「飼い主に対して『唸(うな)る』」という行動になります。

 

しかしながら、犬が唸ること自体は、わりとよくあることなんですね。
犬は、元々「狼(おおかみ)」を祖先とした「集団で生活する」動物です。
狼や犬の群れ集団の中には「序列」があります。犬には、この序列を競い守る仕組みが本能の中にあります。ですので犬をペットとして飼うこともできるのですが、犬は家庭の中での序列を意識するようになります。

 

通常は、家族の中で一番偉いと感じている人をリーダーとみまします。
で、自分(犬)はリーダーの次(2番目)と位置づける傾向があります。
リーダー以外は、自分(犬)の子分、格下と思うようになります。
なので家族の中に犬から軽くあしらわれる人も出てくるわけですね。

 

で、飼い主に向かって犬が唸るということは「飼い主よりも自分(犬)の方が上」ということを示しています。つまり「犬がボスで飼い主は子分」と思って、飼い主を見下しているんですね。これって、100%、しつけに失敗していることを示しています!

 

 

 

リーダーとなった犬は格下の者を威嚇する

犬の世界では、親分は子分に対して唸って威嚇します。
で、犬が唸るのは、不快感を示しています。
「自分が上位」「リーダー」と思っていて、格下の相手に向かって威嚇しているんですね。

 

飼い主に向かって「犬が唸る」ということは、飼い主に不満の意思表示だったりしますが、これは服従していない表れで、、反抗的な態度を示しています。
主従関係が逆転していることの表れです。

 

このままでは、犬をコントロールできなくなりますので、トラブルや事故、事件に進展するおそれもでてきます。ですので、飼い主に唸る犬であるならば、早急にしつけをし直す必要があります。
緊急度はS級です。

 

うなり癖を治す天才トレーナー遠藤和博の犬しつけマニュアル

 

 

飼い主にうなる心理を理解する〜しつけし直す第一歩

ところで飼い主に唸(うな)る場合、どういう状況なのかを知っておくことも大切なんですね。なぜなら犬をしつけ直すとき、「うなる」状況から改めていくことになるからです。

 

たとえば、

犬をある場所から移動させる場合
 ⇒「この場所を渡したくない」という反抗的な態度を意味します。

 

 食事中に食器を取ると唸る場合
 ⇒「自分のエサをとられたくない」という反抗的な態度を意味します。

 

 犬の体に触ると唸る場合
 ⇒「勝手に体に触るな」という反抗性を意味しています。

ご覧の通りです。このように犬とのふれあいの中で、どういう状況のときに「うなる」のかを知っておきますと、そのときの犬の心理もわかるんですね。「唸って飼い主を威嚇する」場合の状況と、そのときの犬の心理をまず理解します。

 

 

飼い主にうなる犬をしつけし直す方法

犬が飼い主に向かって「唸(うな)る」ということは、結局、しつけの不足なんですね。しつけを失敗したともいえます。
犬のしつけでは基本となる「主従関係」。
これがが正しく構築されていないために、犬がうなるんですね。

 

唸(うな)る癖を改めるポイントは、まさに「飼い主をボスとみなす主従関係の構築」になります。

 

唸(うな)る癖をしつけし直す場合は、

1.犬がしてほしいことを飼い主が拒否したときに、犬が唸るなら「罰」を与える
2.犬がしてほしいことを飼い主が拒否したときに、犬が唸らなければ「ほめる」

いわゆる「アメとムチ」を使って犬を懐柔させて唸る癖を直します。

 

「罰」を与えるときは、少々乱暴なのですが、

1.犬の目を力強くしっかりと見て(アイコンタクト)
2−1.「ダメ!」といって、げんこつで、アゴの下をたたく
2−2.「ダメ!」といって、平手で、鼻先をたたく

ちょっと乱暴なのですが、叩いてしつけ直す方法があります。
こうすることで、主従関係を改めることができます。

 

ちょっと暴力的な方法ですが、そもそも犬もそうですが、動物の世界は「力関係」で上下関係が決まります。
飼い主のあなたが「強い」「支配者」というポーズを示すと同時に、「やさしい」「守ってくれる」という姿勢を示すことで、犬はあなたをボスと思うようになるんですね。
犬の世界の「ルール」にしたがって、あなたが「ボスになる」ということなんです。

 

犬との間の主従関係が逆転していますと、犬が言うことをきかなくなって、通行人に飛びついたり、横断歩道を渡ろうとして、重大な事故を招く恐れが出てきます。
飼い主にうなるというのは危険なサインと思ったほうがいいでしょうね。

 

犬が飼い主にうなるというのは、「ほめる」「罰を与える」を組み合わせてしつけることが大切になります。罰ばっかり与えていたら、犬は反抗的になってしまいます。
反抗して唸った瞬間に罰を与える、唸ることを止めておとなしくなったらほめる、これを繰り返します。こうすることで、あなたの犬の唸(うな)り癖は直ります。

 

しかしながら以上の方法は、古典的なしつけの仕方になります。天才トレーダーの遠藤和博さんは、犬の深層心理を踏まえた新しい「しつけ」の仕方を教えてくれますよ。これホント。私も実際に遠藤さんの方法で愛犬のしつけをし直すことに成功しています。一般書に載っているやり方とは異なる方法ですし、根本的なところから愛犬との関係を築くことで、おりこうさんになる方法ですね。犬を痛めつけることはありません。うなるクセは厄介なクセですので、遠藤先生の方法で「しつし直す」ことをおすすめしたいと思います、

 

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